サバイバル
その米噛に銃口を突き付けて
あなたは無感動にホールドアップ
読書を続けて
その隣の席に座りたいだけ

銃口は常にあなたの太腿に
動いたりしないで
ただ、ここに座るのを許してくれさえすればいい

言葉を交わすこともなく
視線を交わすこともなく
なのに脅迫するのは、安寧に慣れていないせい

「力を抜けば?」っていう提案は、むしろ残酷
ぬるい幸福ならいらない
それはいつかきっと、私を裏切る

だから、私は銃口を突き付ける

暴力で縛っている間なら、愛の言葉だって信じられる
所詮それらはまがい物
それでも酔いたい時もある

あなたは本を閉じて、こちらを向く
やめて
動かないでと言ったはず

「そうは言うけど君、気になってしようがないのだよ
そんなに思いつめた貌をされては」

ああ、あなたがただ馬鹿な人であってくれたなら

引き金に掛けた指は硬直
ため息を反逆と見なして、いっそ引いてしまえたらいいのに


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【2008/02/18 23:54】 | 雑文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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